最近良く聞く、インテリジェンスとは
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ズバリ当てはまる日本語は無い...としておき。
意味:狭義では『情報』、『諜報』となる。
日本版NSCでは不十分な為、インテリジェンスの強化をせよ
との声も聞こえてくる。
イメージはつかめたでしょうか?
<ここでは国家の政策に
必要な知識とそれを支える活動を意味する>
とインテリジェンスを定義しているレポートもある。
インテリジェンス活動は情報の収集、分析、集約、共有、
防諜(カウンター・インテリジェンス)などが
複雑に絡み合った分野である。
◆情報の収集=インテリジェンス
一般的な「インテリジェンス」のイメージは、
情報収集活動と受け取られる場合が多いであろうが、
情報収集の分野において日本は不十分ながらもそれなりに
活動しているのである。
現在、日本で情報収集に携わっている組織は、
◆中央情報部を掌る内閣情報調査室(約170名)、
◆衛星の画像情報を収集する内閣衛星情報センター(約300名)、
◆海外情を取り扱う外務省国際情報統括官組織(約80名)、
◆画像情報、通信情報等を収集・分析する防衛庁情報本部(約2300名)、
◆国内での情報収集を行う警視庁外事情報部(約100名)、
◆そして国際テロリズムなどを監視する公安調査庁(約1500名)であり、
◆これらスタッフの合計は4000名を超える。
この人員はアメリカのCIA(約17000名)
と比べると過小であるが、
世界に冠たるイギリスのMI6(約2000名)と
MI5(約2000名)を合わせたスタッフの数と
ほぼ同じであるため、日本のインテリジェンス・スタッフの
数が極端に少ないと言うわけではない。
外務省の提言書ではここにさらに
100名のスタッフを加えて
海外における情報収集を活発化しようというのである。
一般的にインテリジェンスに
携わるマン・パワーは多いに
越したことはないが、
外務省の対外情報収集案は
既にターゲットの一つとなる
中国の警戒心を買っている
時点で実現が難しい。
またどのような専門性を持った
百人ものプロフェッショナルを集めてくるのか、
そして彼らに対する教育や、
省内でのキャリアパスも不明瞭である。
現状では人的情報収集よりも
技術的情報収集の方が
比較的活発に行われている。
それらは内閣衛星情報センターや
防衛庁情報本部が収集している衛星の画像情報や
通信傍受情報である。
これらの組織は日本にいながら
海外の情報を集めることができるため、
日々膨大な情報を蓄積しているのである。
いかがでしたか、ザックリイメージが掴めればOKです。
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2015-05-27 09:22
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